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青森県立美術館が一時休館 奈良美智「あおもり犬」など常設

2015年07月23日 15:42  Fashionsnap.com

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外観 画像: 青森県立美術館
青森県立美術館が、天井補強工事を行うため休館する。期間は9月14日から3月中旬までで、休館前最後の企画展として「化け物展」が8月1日から開かれる。

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 青森県立美術館は、青森県の芸術風土を世界に発信する施設として2006年にオープン。青木淳が手掛けた建築デザインや現代美術家の奈良美智が制作した常設作品「あおもり犬」で知られ、これまで太宰治や寺山修司ら青森県に縁のある人物の作品などを展示してきた。
 天井補強工事は国の建築物の天井脱落防止措置基準の改正に伴うもので、シアターやスタジオ、コミュニティギャラリー、ワークショップ、キッズルームは利用できるという。休館日前日の9月13日まで開かれる「化け物展」では、ヨーロッパ各地の祝祭に登場する獣人たちのポートレイトを撮影したシャルル・フレジェの「ワイルドマン(WILDER MANN)」や、中部イタリアにつくられた通称"怪物公園"を撮影した川田喜久治の作品など、世界各地に見られる「化け物」の姿を紹介する。
■化け物展会期:2015年8月1日(土)~9月13日(日)休館日:8月24日(月)開館時間:9:00-18:00(入館は17:30まで)
■青森県立美術館住所:青森市安田字近野185
公式サイト