ハンディキャップを持つ人々のために働く、1匹の犬が話題を呼んでいる。
それが7歳のゴールデンレトリバー、Ricochetだ。
Ricochetの仕事は、サーフィンを通じたセラピーの手伝い。
四肢が不自由であったり、うつ病やPTSDを抱える人たちなどがボードに乗る際の手伝いや、周囲の安全確認を行っている。
・サーフィン犬の誕生
しかし、Ricochet自身のこれまでも波瀾万丈だった。
飼い主のJudy Fridonoさんは、Ricochetが生まれたときからドアを開けたり電気を点けたりといった介助犬としてのトレーニングを開始。
しかし、水遊びや鳥を追いかけるのが好きだったRicochetは、不適格と判断されてしまう。
がっかりするJudyさんだが、Ricochetが抜群の平衡感覚を持っていることに気付く。
「水が好きなら、
水と遊ぶことを仕事にすればいい!」
サーフィン犬、Ricochetの誕生だった。
それからRicochetの才能は開花。
人懐こい性格は、すべての人の心を癒した。
障害を持つ15歳の少年のためにチャリティイベントに参加、多額の募金を集めるなどRicochetの活躍は本になり、これまでに集めた募金は40万ドル(約4950万円)以上に上っているという。
今日もRicochetは人々とともに、サーフィンを楽しんでいる。
Surf Dog Ricochet
http://www.surfdogricochet.com/
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・犬(まとめ)