ループウィラーの吊り裏毛でScyeがテーラードジャケットを制作

「サイ（Scye）」が、「ループウィラー（LOOPWHEELER）」のスウェット地で仕立てたテーラードジャケットを発表した。質の高いテーラードに定評があるブランドと、着心地の良い吊り裏毛が人気のブランドによる、親和性の高いコラボレーションとなっている。

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　2016年春夏コレクションの新作として発表されたジャケットは、「サイ」のパタンナー宮原秀晃氏と「ループウィラー」代表の鈴木諭氏の出会いから実現したという企画で、両社の強みとノウハウを融合させた一着。国内では数少なくなっている吊り編み機を使用した風合いの良い裏毛素材で、「サイ」ならではのカッティングと国内工場の高い技術によって仕立てられた。背抜き仕立てでパイピングや内ポケットなど布帛と同様の仕様、かつ伸縮性が高いことで着心地を重視。メンズとウィメンズのサイズを展開し、価格は税別69,000円、12月～1月から「サイ」と「ループウィラー」の取り扱い店舗で販売が予定されている。
　今回は一型のみだが、親和性の高いコラボレーションについて宮原氏は「これからも何かの形で取り組んでいけたら」と話している。