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資生堂がハーバード医科大と皮膚科学分野で提携拡大

2015年07月22日 12:32  Fashionsnap.com

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 資生堂が、米国・ボストンのマサチューセッツ総合病院、ハーバード医科大学付属皮膚科学研究所(CBRC)と提携拡大に関する契約を締結した。これまでの皮膚科学の研究開発に加え、製品開発などへ活動の幅を広げていく。

資生堂が米大学と提携の画像を拡大

 CBRCは先進の皮膚科学研究所として、1989年資生堂の支援によりボストンに設立。これまでの連携は研究開発に限られていたが、今後は、健康な肌を保つための啓発活動にも注力していくという。中長期的な研究開発を目指し、契約期間は2020年までの6年間。 CBRCのデイビッド・フィッシャー所長は、「我々の共同研究によって、革新的な疾患治療法や肌の健康維持・増進に寄与する商品の開発につながるだろう」と述べ、資生堂 執行役員常務 研究開発本部長の島谷庸一は「新たに提携拡大に関する契約を結んだことで、より関係を強化できると確信している」とコメントしている。