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2016年F1、テスト日数が大幅削減へ。若手ドライバーのチャンス減る

2015年07月22日 09:10  AUTOSPORT web

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2015年バルセロナテスト ラファエル・マルチェッロ(フェラーリ)
2016年にはシーズン前、シーズン中を含め、F1テストは2回しか行われない見込みであることが分かった。

 先日来季F1暫定カレンダーが発表され、全21戦と史上最多のレースが行われる予定であることが明らかになったが、一方でテスト日数はさらに制限されるようだ。

 今年はシーズン前には4日間のテストが3回、シーズン中には2日間のテストが2回行われた。しかし来年のプレシーズンテストは4日間のテスト2回に減らされ、シーズン中テストは廃止される。

 2016年は21戦が4月から11月の間に開催される過密スケジュールで、4月3日オーストラリアGPでシーズンがスタートする。プレシーズンテストは3月1~4日と3月15~18日にバルセロナで行われる予定だ。今年は最初の合同テストが2月1日に始まり、ヘレスで1回、バルセロナで2回開催された。

 シーズン中のテストがなくなるのは2011年以来のことだ。近年、各チームはシーズン中のテストを若手ドライバーを走らせる場としても活用してきたが、来年はF1参戦を目指すドライバーたちがF1マシンに乗る機会が大幅に減ることになる。また、来年から参戦する新ハースF1チームはわずか8日間のテストでF1デビュー戦に臨まなければならない。