今月17日に亡くなったフランス人F1ドライバー、ジュール・ビアンキの葬儀が、21日に彼の故郷ニースで営まれた。
午前9時過ぎ、彼の家族や親しい友人、関係者、そして多くのファンが集まるサン・レパラート大聖堂にビアンキの眠る棺と彼のヘルメットが到着した。
大聖堂入口の両側には、マルシャのレーシングスーツに身を包んだ生前のビアンキを写した大きなポスターが掲げられ、多くの花もたむけられた。
参列者のなかには、仲間のF1ドライバーの姿も多く見られ、同郷で親友のロマン・グロージャンをはじめ、ルイス・ハミルトンやニコ・ロズベルグ、セバスチャン・ベッテル、フェリペ・マッサ、ジェンソン・バトン、ニコ・ヒュルケンベルグ、ダニエル・リカルド、ダニール・クビアト、パストール・マルドナド、バルテリ・ボッタス、マーカス・エリクソン、ロベルト・メリ、マックス・チルトン、エステバン・グティエレス、ジャン-エリック・ベルニュ、エイドリアン・スーティル、アレクサンダー・ロッシら多数の姿があった。
また、FIA会長のジャン・トッドやマルシャ(現マノー・マルシャ)代表のジョン・ブース、スポーティング・ディレクターのグレーム・ロードン、GPDA会長のアレックス・ブルツ、アラン・プロスト、オリビエ・パニス、アラン・マクニッシュ、ペドロ・デ・ラ・ロサらも訪れており、大聖堂前の広場にもたくさんのファンが集まったという。
葬儀の最後には、その広場にビアンキの棺が置かれ、多くの祈りが捧げられた。棺はその後、埋葬に移されたという。