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ロータスF1チーム、主要債権者と和解も訴訟問題残る

2015年07月21日 16:30  AUTOSPORT web

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2015年イギリスGP ロマン・グロージャン(ロータス)
ロータスF1チームは、高等法院において解散の申し立てがなされたものの、その後債権者に対して支払いを行い、問題を解決したと述べている。しかし同チームは他にも負債を抱えていると考えられている。

 今月上旬、会社法廷の解散リストにロータスF1チームの名前が掲載されたが、判事はチームが解決法を見つけるためにヒアリングを2週間延期し猶予を与えることを決めた。
 17日に掲載された解散リストにはまだロータスF1チームの名称が載っているものの、主な債権者との間ではすでに和解しており、他の大勢の債権者が同様の申し立てを行う可能性があるかどうか状況を見ているところだと、ロータスのCEO、マシュー・カーターがコメントした。

「1回の申し立てを管理できるのはひとつの債権者のみであり、その債権者に対する支払いは行われた」とカーターは述べた。
「今後、裁判所は他の債権者が手続きに入らないことを確認しなければならない。今はそういう状態にある」
「夏季には手続きが中断されるので、9月か10月までは動きはないと思う。それは最初から分かっていた」

 Motorsport.comによると、長年ロータスのトランスミッションサプライヤーを務めているXtracが申し立てを行っていたが、同社のスポークスマンは和解が成立したとコメントしたということだ。

 ロータスは他にもいくつか訴訟問題を抱えていると考えられている。しかしカーターは「いい状況とは言えないがこれもプロセスのうちだ」「レースに集中したい」と述べている。