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国際ウールマーク賞 アジア代表は韓国デザイナーJ KooとMunsoo Kwonに決定

2015年07月21日 16:22  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

アジア代表 J Kooデザイナーと作品(中央) Image by: The Woolmark Company
世界規模で開催されるファッションコンテスト「インターナショナル・ウールマーク・プライズ 2015/16(INTERNATIONAL WOOL PRIZE 2015/16 / IWP)」のアジア大会が上海で開催され、ウィメンズウェア部門では「J Koo」、メンズウェア部門では「Munsoo Kwon」がグランプリを獲得した。両者は共に韓国出身のデザイナーで、アジア代表として最終審査会に臨む。

ウールマーク賞 アジア代表は韓国デザイナーの画像を拡大

 「IWP」のアジア大会では、ノミネートされたデザイナーらがウールを使用したそれぞれの作品を発表。日本からウィメンズウェア部門に「タロウ ホリウチ(TARO HORIUCHI)」、メンズウェア部門に「リベルム アルビトリウム(liberum arbitrium)」がノミネートされていたが、いずれも落選となった。審査員には今回、ファッションデザイナーのトム・ブラウン(Thom Browne)が初めて加わった。
 グローバルでは23カ国から70ブランドがノミネートし、世界6地区で開催される審査会でファイナリストが続々と決定している。メンズ・ウィメンズ各部門の優勝者は、最終審査会の出場権と次期コレクションのサポートとして賞金50,000オーストラリアドル、最終審査会で優勝を勝ち取ると100,000オーストラリアドルの賞金などが贈られる。最終審査会は、メンズウェア部門がフィレンツェで1月、ウィメンズウェア部門が2月にNYで開催される。