ベライゾン・インディカー・シリーズに参戦しているグラハム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン)は、第13戦アイオワを4位で終え、シリーズランキングは2位に浮上。残り3戦で好結果を残し、チャンピオン獲得を狙っている。
今季も父親ボビー・レイホールがオーナーを務めるレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングからインディカーに参戦するグラハム・レイホール。第11戦のフォンタナでは2008年以来の勝利を飾り、ホンダ勢を牽引している。
前戦のアイオワではパンクにより2ラップダウンに陥り、ギヤにも問題を抱えていたレイホールだったが、リードラップに戻り最終的には4位でレースを終えた。ポイントリーダーのファン・パブロ・モントーヤ(チーム・ペンスキー)がリタイアに終わり、ポイント差を42ポイントに縮め、レイホールはランキング2位に浮上している。
「アイオワのような夜は、風格がでるようなものだったし、チャンピオンを導くような夜だったね。このチームを話すにあたって、ふたつのポイントがあるよ。僕たちは、ホンダと共にチャンピオンを獲得できるはずだ。残り3つのレースは、ポコノ戦と僕たちが本当に強いと考えているミド・オハイオとソノマというふたつのサーキットだ」
「クルマがうまく行ってないときは、ポジションを落したりリタイアしていた。しかし、ことのチームは反撃を示すことができるようになった。この時点で、シリーズ2位に居ることができるこのチームを誇りに思っているよ」とレイホール。
一昨年は18位、昨年も19位という結果でシーズンを終えていたレイホール。残り3戦でのタイトル争いに注目だ。