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中国の食品偽装は“エビ”までも。殻の中身はなんとゼラチン!?

2015年07月21日 14:42  Techinsight Japan

Techinsight Japan

エビの中身は? 中国で新たな食品偽装問題(画像はイメージです)
プラスチックで米を作り、食品加工業者が使っている塩は亜硝酸塩(防腐剤)がたっぷり。中国の食品偽装についてこんなニュースをお伝えしたばかりだが、また新たな話題が登場した。今回はなんとエビである。

このほど中国・浙江省温州市のある市場で、エビの殻にゼラチンを注入し販売していた業者が摘発された。業者は「別の業者から買った。こんなことが行われているとは思わなかった」と主張しており、捜査当局が詳しく調べている。

摘発のきっかけとなったのは、その業者からエビを購入したZhengさんという女性が不審だとして話題をメディアに持ち込み「頭や身からゼリー状のものがボタボタと落ちるので気持ち悪くなり、食べる気になれなかった」と話したこと。これを受け、警察当局が捜査に乗り出した次第だ。この件についてインターネットでは「ゼラチンならまだいい。粘着性のプラスチックガラスのような物が含まれているのかもしれない」といった恐ろしい意見も出ているもようだ。

また、ご存じのように冷凍で販売されているエビを解凍して調理すると、ボリュームが半減するものである。中国のシーフードビジネスに携わる人物は「購入者のそうした不満を知っているため、ゼラチンを注入して重みを増したエビを販売する業者がある」と明かしている。

※ 画像はイメージです。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)