11月21日から公開される映画『ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲』の予告編が公開された。
2014年の『カンヌ国際映画祭』で「ある視点部門」のグランプリに輝いた同作。雑種犬に重税が課せられる法律により、飼い主の少女・リリの父に捨てられてしまったことから、犬の「ハーゲン」が保護施設の犬たちを従えて人間に反乱を起こすという物語を描いた作品だ。
予告編では、リリとハーゲンが引き離されてしまうシーンや、保護施設に収容されたハーゲンが施設の犬たちと脱走を図り、ハンガリーの首都ブタペストを疾走するシーンが確認できる。実際に保護された約250匹の犬たちを1か月以上にわたって指導したという同シーンは、ブタペストの道路を全面封鎖してCGを使わずに撮影されたという。
なお、撮影後にコーネル・ムンドルッツォ監督らが犬たちの里親を募り、保護施設から集められたすべての犬たちは飼い主が決まった。