11月7日から公開される『劇場版「MOZU」』のポスターと特報が公開された。
逢坂剛による小説『百舌』シリーズをもとにしたドラマの劇場版となる同作では、犯罪プランナーの高柳と暗殺専門の殺し屋・権藤らのグループが起こした2つの大規模テロ事件をきっかけに、警視庁公安部の警察官・倉木らが、犯罪グループと共にある計画を極秘裏に進行しているという謎の存在「ダルマ」と対峙する物語が描かれる。
公開されたポスタービジュアルでは、主人公の倉木を演じる西島秀俊と、ビートたけしが演じるダルマの右顔がクローズアップされており、「最後の敵、現る。」とコピーが添えられている。
ピアノの旋律が印象的な特報では、雄叫びをあげる西島の姿や、大杉役の香川照之が血まみれになっている様子、東役の長谷川博己が銃撃を指示する様が映し出されているほか、劇場版からの登場人物となる高柳役の伊勢谷友介と、権藤役の松坂桃李の姿も確認出来る。さらに特報の最後にはビートたけしが演じるダルマの姿と、ダルマの不敵な笑い声も盛り込まれている。
なお、ダルマの特殊メイクは毎回2時間をかけて作りこまれており、ビートたけしは同作について「撮影現場は面白かった。自分も監督をやるけど、羽住監督の演出はとても丁寧。自分も少しはマネしないといけないね」とコメント。また、西島について「役への取り組み方が素晴らしい。もともと人気のある人なのにそれにうかれていないから本当にいい役者。うまいもんだと思います」と賛辞を送っている。