前シーズン(2014年秋冬-2015年春夏)は、「Lily, from Solstice to Solstice」と題して「至」というテーマで1年間という時間の継続性を表現。四季の移り変わりを追うというコンセプトで、リリー・マクメナミー(Lily McMenamy)をモデルに起用した。
前回のコンセプトを踏襲しながら「月」をテーマに設けた今シーズン(2015年秋冬-2016年春夏)は、月の位相とトランプの記号の間には暗号化された相関関係があるという観点から、アナ・クリーブランドを各記号・季節のクイーン(女王)に見立ててクリエイティブを構成した。
パルコとM/M(Paris)の広告展開を通じた協業は2年目に入り、「リリーは季節の変化を至点から至点で表現し、アナは季節の変化を月のリズムで体現したのです」とM/M(Paris)は説明している。
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