序盤は1分43秒ほどのタイムから1分41秒台までタイムアップ。ただ、セッションの折り返しが近くなってくると徐々に雨が降り始め、その後も雨脚は強まる展開に。多くのマシンが最後まで走行を続けたものの、後半でのタイム更新はほとんどなく、序盤に1分41秒219をマークしていたカルダレッリが首位でQ1を通過。2番手にはアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)、3番手に中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)とトムス勢が続いた。
このセッションでもトップタイムをマークしたのはカルダレッリ。チェッカー間際に1分41秒572をマークして首位でQ3進出を決めた。2番手にはナレイン・カーティケヤン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が続き、3番手は平川亮(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)となった。
Q3: Q2終了からさらに雨脚が強まる中、定刻通り15時32分から始まった7分間の予選Q3には8台が進出。最終的にフロントロウを独占したLENOVO TEAM IMPUL勢は、ファーストアタックからワン・ツー体制を構築。最終的にはカルダレッリが1分40秒868、オリベイラが1分41秒001をマークして、チームに最高の結果を持ち帰った。