建築家のザハ・ハディド(Zaha Hadid)の事務所が、日本政府の新国立競技場の建設計画見直しの決定を受けて声明を発表した。
ザハ・ハディドの事務所がコメントの画像を拡大
ザハ・ハディドは、自身の事務所のホームページで「我々は2019年のラグビーワールドカップ、そして2020年の東京オリンピックの開催に向けて日本とUKチーム一丸となって取り組んできました」と始め、今回の決定について、「報道されているように、デザインが理由で費用がかさんだ訳ではありません。デザインは、日本の建設業者にとって標準的な材料や技術を用い、日本スポーツ振興センターが定める予算内に収まっています」と説明。大幅な建設費の増加について「東京における建設工事費の急騰と時間による制約が背景」になっていると主張している。