約33年の歳月をかけて再開発を進行していた「二子玉川ライズ」事業が7月17日、全施設の開業を迎えた。既にオープンしている大型ショッピングセンターなどに加え、「二子玉川エクセルホテル東急」が今日から営業を開始している。
「二子玉川ライズ」33年を経て全体開業の画像を拡大
1982年から開発がスタートした「二子玉川ライズ」事業は、東京急行電と東急不動産が組合員および参加組合員として参画しており、2010年に竣工した第1期では住宅用物件や「二子玉川ライズ・ショッピングセンター」等が開業。同商業施設の来館者数は昨年度に19,000人を突破し、売上高は過去最高の278億円に達した。
再開発事業の集大成となった第2期では、蔦屋家電などが入る「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」が開設され、平日昼から子ども連れの親子や女性グループで賑わっているという。商業以外にも、放送スタジオと多目的ホールの機能を併せ持つ「iTSCOM STUDIO&HALL」や楽天の新オフィス、今日オープンしたエクセルホテル東急のような多角的な施設を設けることで、「クリエイティブ・シティ」の実現を目指している。