マクラーレンのレーシングディレクター、エリック・ブーリエは、マクラーレン・ホンダがすべてのポテンシャルを発揮できるようになれば、今シーズン中の表彰台獲得はまだ可能だと語っている。
今年からホンダのパワーユニットを搭載するマクラーレンは、シーズン前半の9戦でわずか5ポイントしか獲得できず、現在コンストラクターズ選手権ではマノー・マルシャのひとつ上、9位と大きく低迷している。
彼らは、ホンダ製パワーユニットの相次ぐトラブルに苦しんできたが、ブーリエはホンダのパワーユニットがフルにポテンシャルを発揮できるようになれば、今シーズン中に表彰台も獲得できるだろうと語った。
「同じことの繰り返しになるが、我々がすべてのポテンシャルを発揮できれば、おそらく多少の運とともに表彰台争いをしているかもしれない」と、ブーリエがF1公式サイトに語っている。
「毎周のストレートでMGU-Kのパワーを制御できれば、それは多くのタイムに匹敵する。今の我々はそれができていないんだ」
ブーリエは、現時点でマクラーレンとホンダが十分な競争力を備えていないと認めているが、前進するのは時間の問題だと今も考えている。
「今は準備ができていないし、十分にいい仕事ができていないが、マシンに多くのポテンシャルがあることは分かっている」
「もう少し時間を与えて欲しい。信頼性の問題をいくつか解決すれば、確実に重要な前進ができるだろう」