F1ルーキーのカルロス・サインツJr.は、夏休み明けのベルギーGPからレーススタート時のドライバーに対するサポートをより制限する新規則の導入を歓迎している。
今月初めのF1ストラテジーグループの会合で、ドライバーに対するサポートや指導の制限がより厳格化されることが決まり、さっそく8月の第11戦ベルギーGPから導入されることが発表された。
今年、トロロッソからF1にデビューしたサインツJr.は、まだ9レースを戦ったばかりだが、ドライバーのスキルを強調する動きであれば、どんな変更も歓迎すると語っている。
「彼らが禁止したがっていることの詳細については全く知らない」
「だが、スタート時にトルクマップなどを管理するという観点からドライバーがより大きな役割を負うことになることは、ポジティブなことだと思う」とサインツJr.。
サインツJr.は、ドライバーがマシンを完全にコントロールするような状況にするのであれば、現行の複雑なスタートシステムを変える必要があるとも考えている。
「我々は、もう少しそれをシンプルにしなければなならない」
「今のマシンには非常に多くのパラメータが存在する。そのため、ドライバーが100通りの中からベストなスタート方法を選び出すことは非常に難しい」
「まずはFIAが何を禁止したいのか、その詳細を見る必要がある」