大植真太郎、森山未來、平原慎太郎によるダンス公演『談ス』の全国ツアーが、2016年3月に開催される。
『談ス』は、昨年9月に東京・青山円形劇場で初演された作品。大植、森山、平原のバックグラウンドの異なる3人のダンサーが、スウェーデンのストックホルムや東京でのワークショップを経て完成させた身体と言葉によるパフォーマンスだ。
今回のツアーでは、3月1日の神奈川・鎌倉芸術館小ホールを皮切りに全国9都市を巡る。チケットなどの詳細は後日発表される予定。なお同公演は、ツアーに先駆けて12月12日と13日に福岡・北九州公演でも上演される。
大植は同公演について「こんなツアーしたことない!ありきたりなコメントかもしれないがしたこと無いのだからこの時間を有意義に身を注ぐ」とコメント。
森山は「今回のパフォーマンスがダンスなのかどうかも最早定かではないけれど、もし文字にしても許されるのであればこれはある種の『3人のアーティストたちによる三問三答』みたいなものかと」「とにかくこのツアーは言葉通りのドサ回りです。1ヶ月で北海道から沖縄まで。僕にとっては素敵な初体験。怪我をしないようにすっごい気をつけながら、酒を呑み、煙草を吸い、体脂肪は増やそうと思っても増えないだろうなとは思いながら、踊るとも喋るともしれない『談ス』を駆け抜ける所存です」と意気込みを語っている。
また平原は、「答えの無い問答を解くべく三者三様三本矢を束ねてへし折り、四の五の言わずロクでも無い日々を七転八倒九回裏のフルスイング狙いバット振り上げ十発十中目指す。そうして奇跡的に出来た我々のぶっとい一本。二度目の約束なんてない今日の待ち合わせ。もしもそれでも良いと見てくれると言うのであれば、是非見てもらいたいです。我々はそこに関してはロック一切かけませんので」とコメントしている。