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中華圏訪日客のインバウンド需要は依然好調 銀座三越セール初日の免税売上3倍に

2015年07月15日 22:11  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

三越夏のクリアランスセール特別ページのトップより
三越銀座店のクリアランスセール初日の免税売上が好調だ。午後16時時点の同売上は、前年実績と比較して230%増加。特に中華圏から訪れた人の利用が多く、株の暴落などで不安視されている中国経済だが、国内百貨店のインバウンド需要に目立った悪影響は現在のところ出ていないようだ。

中華圏訪日客のインバウンド需要は衰え知らず?の画像を拡大

 今年は7月15日から恒例の夏のクリアランスセールを開始した三越銀座店には、オープンを待つ人が朝9時30分頃から並びはじめ、同10時30分の開店時刻までの1時間で昨年よりも多い700人が行列をつくった。2階の婦人靴をはじめ各階で、目的のブランドで買い物をする姿が多く見られ、初日の売上は前年を2ケタ上回った見通し。
 同店のクリアランスセールは、SNSなどから情報を得て来店する訪日客も多く、昨年のセール初日は午後16時時点で280%増加(対前年比)。店頭の行列に興味をひかれて並び、入店する客もいるという。
■三越の夏のクリアランスセール:特別ページ