TOYOTA GAZOO Racingは、今月23日(~26日)に開幕する全日本ラリー選手権第5戦「がんばろう! 福島MSCCラリー2015」に、トヨタの社員メカニックが製作した「TOYOTA GAZOO Racing ヴィッツ GRMN ターボ」を投入することを明らかにした。
このラリーカーは、今年4月にトヨタ自動車が人材育成を目的に設置した凄腕技能養成部の社員メカニックが、日本最高峰ラリーでの勝利を目指して製作したマシン。開幕戦から第4戦「ARKラリー洞爺」まで実際にラリーメカニックとして実戦経験を重ねた選抜社員メカニック5名が、より速いスピードで様々な路面の変化に対応し、完走に導くための技能を学ぶ中で、衝撃に耐えうるための補強やダメージから車を守るためなど、さまざまな対策を施している。
今回、完成した「TOYOTA GAZOO Racing ヴィッツ GRMN ターボ」は、今月23日(木)に開幕する全日本ラリー選手権第5戦から参戦。最終戦となる第9戦「新城ラリー」までの全5戦を戦い、 競技中のサービス作業も社員メカニック自らが務めるという。
なお、第5戦のドライバーには、「TOYOTA GAZOO Racingチャレンジプログラム」で選出されたラリー育成ドライバーの勝田貴元を起用する。