"おとめちっく漫画"陸奥A子の展覧会開催 アイビールックを原画からふろくまで

少女漫画家の陸奥A子に焦点を当てた展覧会「陸奥A子×少女ふろく展～DOKIDOKI『りぼん』おとめチック❤ワールド！～」が、弥生美術館で開催される。"おとめちっく"マンガと呼ばれる作品の原画やふろくを多数展示するほか、約300点の史料から少女雑誌のふろくの変遷を辿る。会期は10月1日から12月25日まで。

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　陸奥A子は1970年代半ばから80年代にかけて「りぼん」で活動。読者と等身大で描いた少女像が特徴で、アメリカ東海岸の学生ファッションに由来するアイビールックや当時の理想の男性像とも言える"背の高い優しい男の子"でファンを魅了し、森本美由紀らファッションイラストレーターにも影響を与えたと言われている。
　展覧会では「りぼん」から「YOU」までの初公開原画やふろくを展示し、会期中は担当学芸員によるギャラリートークを実施する。また、開催に伴い、新刊「陸奥A子」「陸奥A子 ベストセレクション」（仮）の刊行が決定。2016年4月23日からは北九州市漫画ミュージアムを巡回する予定だ。
■陸奥A子×少女ふろく展～DOKIDOKI『りぼん』おとめチック❤ワールド！～会期：2015年10月1日（木）～12月25日（金）　　　前期 10月1日～25日　　　中期 10月27日～11月29日　　　後期 12月1日～12月25日開館時間：午前10時～午後5時 （入館は4時30分まで）休館日：月曜休館※ただし10/12,11/23(月祝)開館、翌10/13,11/24（火）休館料金：一般900円／大・高生800円／中・小生400円（弥生美術館も入館可）ギャラリートーク：10月18日、11月8日、12月6日（すべて日曜日）午後2時～