フランス第二の都市、リヨンを拠点に活動するブランド「サンノム(sansnom.)」デザイナーの1人ヨアン・ウェンガー(Yoann Wenger)が初来日した。「ピガール(PIGALLE)」で展開されているブランドで、今回は日本市場のリサーチのため来日。「将来的に、日本で直営店の出店やプレゼンテーションを行ってみたい」と今後の日本展開などについて語った。
仏発「サンノム」が日本展開加速の画像を拡大 サンノムは「Start Something」のスローガンを掲げ、ファッション、スポーツ、ストリートカルチャーがクロスオーバーするファッションレーベルとして2013年にスタート。着心地や機能性を重視した服作りに力を入れており、ピガールやリヨンにある「SUMMER STORE」などで展開。国内では3月からWISMやアーバンリサーチなどで取り扱われている。
デザイナーのヨアン・ウェンガーは、ローマン・サバティエ(Romain Sabatler)と共に地域に根ざしたブランドの展開を進めており、デザインに関しては「鉄道を無賃乗車しながら渡り歩いたアメリカの労働者が由来とされているスタイルのホーボー(Hobo)や、トレンドのスポーツスタイルといったカテゴライズされる服とは異なる提案をしていきたい」とコメント。今後は日本展開を拡大していく予定で、現在オフィシャルサイトではアップルのコマーシャルを手がける「Thibaut Grevet」が手がけたビデオシリーズ「Start Something」の第3弾「TODAY'S GAME TOMORROW'S TROPHY - START SOMETHING」が公開されている。