映画『ヒトラー暗殺、13分の誤算』が、10月から東京・有楽町のTOHOシネマズ シャンテほか全国で順次公開される。
同作は、『ヒトラー ~最期の12日間~』などの作品で知られ、ナチスを描いた作品を制作することをライフワークにしているというオリヴァー・ヒルシュビーゲル監督の新作。1939年11月8日にヒトラーがミュンヘンでの記念演説を予定より早めに切り上げ、その13分後にホールに仕掛けられていた時限爆弾が爆発したというヒトラーの暗殺計画を題材に、容疑者として逮捕された田舎の家具職人ゲオルク・エルザーの犯行動機や、ヒトラーが自分の死の直前までエルザーを生かし、国家が彼の存在を封印してきた背景などが描かれる。
エルザー役を『白いリボン』などで知られるクリスチャン・フリーデルが演じるほか、タリーナ・シュットラー、ブルクハルト・クラウスナー、ヨハン・フォン・ビュローらが出演。あわせて「ヒトラーが最も恐れた暗殺者は、平凡な家具職人だった」というコピーが写し出されたポスタービジュアルも公開されている。