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乃木坂46、映画の舞台挨拶で全国各地を訪問 生駒里奈・地元秋田に「ただいま~!」

2015年07月13日 18:10  リアルサウンド

リアルサウンド

乃木坂46・西野七瀬

 乃木坂46が、7月10日より全国公開となったドキュメンタリー映画『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』の舞台挨拶を、7月10日、11日の2日間に渡り、北は北海道、南は福岡まで、全国17会場、全24回の舞台挨拶を行った。


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 北海道の札幌、旭川に向かったのは、橋本奈々未、桜井玲香、齋藤飛鳥の3名。自身の故郷であり、乃木坂46にとっても初となる旭川での舞台挨拶ということもあり、冒頭から「旭川だ~!」とはしゃぐ橋本。映画の撮影を振り返り「旭川市民として映画に旭川が出ることが嬉しくて、どうすれば旭川が綺麗に見えるのかを考えて、スタッフさんとロケ地を決めました」と語り、「また旭川に来たいです!」と、地元愛あふれる舞台挨拶を行った。


 東北の秋田、仙台には生駒里奈、高山一実、星野みなみが登壇。生駒の故郷である秋田では、生駒が「ただいま~!」と大きな声でファンに呼びかけると「おかえりー!」と大歓声で迎えられ、「乃木坂46になって何度か秋田に来ましたが、今日こうやってドキュメンタリー映画の舞台挨拶という形で秋田に来ることができて嬉しい」とコメントし、「また必ず来ます」と故郷のファンに約束した。


 中部の名古屋、浜松には若月佑美、深川麻衣、堀未央奈が登壇。岐阜県出身、2期生の堀が「地元に近い名古屋で舞台挨拶ができてすごく嬉しいです」と挨拶すると、会場には盛大な拍手が起こった。「私たち2期生は、この映画を観てまだ知らなかった1期生のメンバーの方々の、たくさんの努力を知りましたし、憧れていた乃木坂46に入ることができて本当に良かったと改めて思いました。いろいろなシーンにメンバーの想いが詰まっていますので、1度と言わず何回も観ていただけたら嬉しいです」と挨拶した。


 関西の大阪、京都には、大阪出身の西野七瀬、松村沙友理と、生まれたのが大阪である伊藤万理華の3人と、丸山健志監督が登壇。「メンバーへの取材を重ねるうちに、お母さんの存在が大きいことに気づいた」という丸山監督の言葉の通り、本編にはメンバーのお母さんへの取材によって集められた言葉がナレーションとして収められており、「お母さんのナレーションで印象的だったコメントは?」と聞かれた西野は、「東京で1人暮らしをはじめてから、たまにお母さんが大阪から来てくれるんですが、実家の時は全部お母さんに任せていたので、私が1人で洗濯物を干している姿をみてお母さんは悲しくなったと……」と話し始めると目にはじんわり涙が溢れ出した。西野は、「お母さんはそういう風に思ってたんや」と映画を通して、初めて知った母親の想いに声を詰まらせていた。


 広島、福岡は生田絵梨花、白石麻衣、秋元真夏の3名が登壇。それぞれ、印象的だったシーンを聞かれるとメンバーは「この映画で初めて知る部分があった」と振り返り、お母さんのコメントについて生田は「いつも活動のことはあまり言われないので、『こう思ってくれてたんだ』って思って、うるっと来ました」と語った。また、「ここに注目してほしいというポイントは?」という質問に対して秋元が「乃木坂46に復帰してから今までの間に、すごい変化があったんですが、気づいた人いますか!? 実は、何10倍も可愛くなってるんですよ!」と応えると、すかさず白石から「絶対言うと思った(笑)」と突っ込まれ、会場は爆笑に包まれていた。


 また、全会場で映画主題歌である「悲しみの忘れ方」をメンバーが生歌で披露。各地が熱気と笑いと感動に溢れる舞台挨拶となった。(リアルサウンド編集部)