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DIYで組み立てよう!庭にやって来た野生動物の写真・動画を撮影できるカメラキット

2015年07月13日 12:31  Techable

Techable

写真
もうすぐ夏休み。子どもたちにとって待ち遠しいシーズンになった。夏休みといえば、自由研究などの宿題だが、植物や虫の観察日記をつけた記憶がある人もいるだろう。
・野生生物の観察にピッタリな熱感知カメラ
イギリスのNaturebytesという団体が制作している「The Wildlife Cam Kit」というDIYキットは、庭を訪れる野生生物の観察にピッタリなツールだ。テクノロジーと自然の橋渡しをしてくれる。
・Raspberry Piで動作
Raspberry Piのコンピューターで動作する、赤外線熱感知機能を保有するカメラは、HD高画質の映像を撮影できる。

キットは、Raspberry Piコンピューター、専用カメラ、センサー、ウォータープルーフのケース、バッテリー、チャージャー、USBケーブル、ワイヤーなどで構成されている。
・DIYで、カメラキットを自分の手で組み立てる
子どもたちは自らの手で、これらの部品を組み立て、カメラキットを完成させる。

コーディングや3Dデザインといったコンピューターのスキルを学習しつつ、DIYで工作をする楽しみがある。

あとは、できあがったお手製のカメラを庭の好きなところに設置するだけ。物体の動きを感知するカメラが、野生生物の写真や動画の映像を撮影してくれる。
・Naturebytes専用のコミュニティサイト
Naturebytesでは専用のコミュニティサイトを用意しており、撮影した画像をアップロードしたり、他のユーザーが撮影した画像を見て、自分の近所でどんな動物がキャッチされたのか閲覧したりできる。

また、森林保護メンバーとして調査に協力するような、独自のプロジェクトも企画しているという。

暗視機能やソーラーパネルなどの新機能を追加できるようになっていて、将来的には好みに応じてカスタマイズできる見込みだ。

もちろん、子どもだけでなく、野生生物に興味がある人、教育関係者、写真家なども楽しめるキットだろう。
・Kickstarterでキャンペーン開催中
現在、資金調達プラットフォームKickstarterでキャンペーンを開催している「The Wildlife Cam Kit」。

本来、人の気配に敏感で、なかなかシャッターチャンスがやって来ない、野生の生き物たちの姿をキャッチし、記録として残せる利点は大きい。

鳥や小さな動物、猫など、庭を訪れる楽しい来訪者の姿に、子どもから大人までワクワクしてしまうはずだ。

The Wildlife Cam Kit