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築120年の町家に出店「パスザバトン京都祇園店」お茶と酒の飲食スペース併設

2015年07月13日 11:32  Fashionsnap.com

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PASS THE BATON KYOTO GION イメージ Image by: スマイルズ
スマイルズが運営を手掛けるセレクトリサイクルショップ「パスザバトン(PASS THE BATON)」が、京都 祇園新橋の新店舗について詳細を発表した。築120年を超える町家をワンダーウォールの片山正通がリデザインし、初の飲食業態「お茶と酒 たすき」を併設。8月8日のオープンを予定している。

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 丸の内ブリックスクエア、表参道 ヒルズ内店舗に続く3店舗目となる「パスザバトン京都祇園店」は、京都市が2014年5月に発表した「祇園新橋伝統的建造物利活用事業者募集」にスマイルズが応募し、2014年11月に優先交渉権を獲得したことで出店が決定した。国から重要伝統的建造物群保存地区の選定を受けた祇園新橋エリアの特性や、京都市が所有する建造物の外観を活かし、パスザバトンが掲げる「すでにあるものを大切にし、新たな価値を創造する」というコンセプトを実現。インテリアデザインを担当する片山正通は、伝統的な建築様式を活かしながら、古いものと新しいものがひしめきあい、街並みに溶け込むような店舗に仕上げるという。
 オープンに合わせて、伝統工芸を継承する取り組みをスタート。西陣織の「細尾」はコサージュやプリーツフリルトートバッグ、京金網の「金網つじ」はジュエリーを制作。老舗「開化堂」の茶筒、老舗創作竹芸品メーカー「公長齋小菅」の竹箸と箸置き、中川木工芸の木製カトラリーなど、傷やサイズ違いで商品化できなかったものを蘇らせたり、端材を使用して新しいものづくりに取り組む。
 飲食スペース「お茶と酒 たすき」は、喫茶とバーで構成され、富士山の天然氷を使ったかき氷や、お茶をベースにしたオリジナルのカクテルなどを提供。「おもてなし」の心や日本ならではの美意識を、お茶を通じて発信するという。
■PASS THE BATON KYOTO GION(パスザバトン京都祇園店) 住所:京都市東山区末吉町 77-6,103-2 営業時間:11:00 ~ 20:00 TEL:075-708-3668 開業予定日:2015年8月8日
■お茶と酒 たすき 住所:京都市東山区末吉町 77-6 パスザバトン京都祇園店内 営業時間 喫茶 11:00 ~ 19:00(LO18:30) Bar 20:00 ~ 4:00(LO3:30) TEL : 075-531-2700 公式サイト