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DHLとIMGのデザイナー支援プロジェクト第2期スタート 世界中から4人を選出

2015年07月13日 09:42  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

東京でショーを開催した「ハウス オブ ホランド」 Image by: Fashionsnap.com
DHLとIMG Fashionが、世界のファッション業界とデザイナーを支援するプログラム「DHL Exported」の第2期開始を発表した。4人のデザイナーを選出し、国際的に発展させることを目的に世界4都市のいずれかでショーを開催する機会を与える。応募は7月31日まで。

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 「DHL Exported」は2014年に始動。自国で地位を確立しグローバル進出を目指すデザイナーを対象に、 世界で影響力のあるファッションウィークでのコレクション発表を通じて、グローバル進出の機会を提供する。初回は「ハウス オブ ホランド(HOUSE OF HOLLAND)」を手がけるデザイナーヘンリー・ホランド(Henry Holland)などが選出され、それぞれがニューヨーク、ロンドン、ミラノ、東京の4都市でショーを実施した。
 応募資格として、これまではファッション業界で7年の経験が必要だったが、今回から4年の経験があれば可能になった。応募者は4都市のいずれかを選択し、グローバルおよび各ローカルマーケットの専門家からなる委員会において、最もポテンシャルを有するデザイナーが選考される。最終選考者は2015年8月に決定し、9月のニューヨーク・ファッション・ウィークイベントで受賞者が発表される。
 「DHL Exported」で選ばれたデザイナーは、希望の都市で2シーズンにわたってコレクション発表する機会が与えられ、ランウェイショー制作およびプロデュースの資金提供を受ける。またDHLは、 コレクションの制作や各都市向けの輸出で必要な全てのロジスティクスコストを提供する。
■DHL Exported:公式サイト