レッドブルリンクで開催されたフォーミュラ・ルノー3.5に参戦したマノーF1のロベルト・メリが大クラッシュ、危険行為を行ったとしてペナルティを科され、2レース除外の処分を受けた。
メリは今年ポンズ・レーシングと共にフォーミュラ・ルノー3.5に参戦する契約を結んだ後に、マノーF1とも合意に達し、ここまでF1全戦に出場する一方で、FR3.5でも4ラウンドに参戦している。
レッドブルリンクで開催された第5ラウンド第1レース、メリはフィニッシュ直後に急減速、ニコラス・ラティフィが避けきれずに大クラッシュが発生、コース上が大混乱となった。幸いどちらのドライバーにも大きなけがはなかった。
このクラッシュの責任を問われ、メリは危険な行動を取ったとして第1レースのリザルトを除外された上に第2レースに出場することができなくなった。
ドライバーたちは事前のミーティングでフィニッシュ直後に急な減速を行ってはならないと注意を受けており、メリの行為にはライバルチームから批判が集まっている。
しかしメリはこのペナルティは厳しすぎると不満を示している。
「第2レースでは2番グリッドから優勝を狙っていくつもりだったが、それが行き過ぎたペナルティによって阻まれたと僕は考えている」とメリは述べ、危険な行動はとっていないと主張している。