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型破りな花嫁向け シャネルがウェディングタキシード発表

2015年07月11日 20:12  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

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「シャネル(CHANEL)」が、パリのグラン パレで2015-16年秋冬オートクチュールコレクションを発表した。フィナーレには肩からロングヴェールを付けたウェディングスーツが登場。「シャネル」は以前にも女性同士ペアのドレスを披露するなど、多様なウェディングスタイルを提案している。

シャネルがウェディングスーツ提案の画像を拡大

 フィナーレを飾ったウェディングスーツは、純白のシルクサテンで仕立てられた花嫁のためのタキシードで、広めの肩幅が特徴のダブルのジャケットとわずかに広がったフレアパンツを合わせ、男性的に仕上げている。ラペルには「シャネル」の象徴でもあるカメリアがあしらわれ、花嫁を印象づける唯一のディテールとして刺繍が施されたロングヴェールを肩から垂らし"型破りな花嫁"像を演出した。
 ラガーフェルドは今季、メゾンの歴史を代表するシャネルジャケットに3Dプリントといった最新技術を施し、21世紀の服に昇華。ショーでは丸い襟元やボタンで飾られた大きなショルダーライン、ロールアップされた袖といったミリタリーテイストを取り入れたジャケットスタイルで、ボブスタイルにヘアセットしたモデル達が闊歩した。