串田和美演出の舞台『漂流劇 ひょっこりひょうたん島』が、12月15日から東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンで上演される。
同作は、井上ひさしと山元護久が原作を手掛け、NHKで1964年から人形劇シリーズとして放送された『ひょっこりひょうたん島』をもとにした新しい舞台作品。演劇と音楽を融和させ、「ひょうたん島」の世界と、ある時代における別のストーリーが重なり合う多層的な内容になるという。
脚本を手掛けるのは、劇団「遊園地再生事業団」主宰の宮沢章夫と、劇団「ジエン社」主宰の山本健介。また、オリジナル版で使用された宇野誠一郎による楽曲と、新曲を交え、宮川彬良が音楽を担当する。
キャストは、マシンガン・ダンディ役の井上芳雄、サンデー先生役の安蘭けい、博士役の山下リオ、テケ役の小松和重、プリン役の山田真歩、海賊役の一色洋平、チャッピ役の久保田磨希、ダンプ役の内田紳一郎、海賊役の真那胡敬二、大森博史、中村まこと、トラヒゲ役の小松政夫、ドン・ガバチョ役の白石加代子ら。また、串田も出演者に名を連ねているほか、舞台美術も手掛ける。
なお、2016年1月から松本、大阪など地方公演も予定。2月3日からはBunkamuraシアターコクーンで東京凱旋公演が行われる。東京公演のチケットは9月26日から発売開始。凱旋公演のチケット一般発売は、12月5日からスタートする。