8月22日から全国で公開される映画『at Home アットホーム』の場面写真が公開された。
場面写真では、竹野内豊演じる偽装家族の森山家の父・和彦が窓ガラスを割って空き巣をする様子や、池田優斗が演じる末っ子の隆史と話す姿、坂口健太郎が演じる長男・淳の頭に手をのせる場面に加え、松雪泰子が演じる妻・皐月、黒島結菜が演じる長女・明日香らと共に一家だんらんするシーンなどが確認できる。
また、同作が8月27日から開催される『第39回モントリオール世界映画祭』フォーカス・オン・ワールド・シネマ部門に正式招待されることも判明。同映画祭では、これまでも『おくりびと』が最優秀作品賞に輝くなど、日本の映画が受賞している。
竹野内は同作の出品について「とても嬉しいです。監督やスタッフ、キャストの方々と作り上げた映画ですので、監督の喜びを考えると、感慨もひとしおです。また、自分が主演させていただいた映画で海外映画祭に出品されたことは初めてに等しいので、外国の方々に、この【他人同士】という一風変わった設定がどのように受け止められるのかがとても楽しみですし、人と人の、日本的な機微を感じてもらえたらと思っています」と喜びを語っている。
『at Home アットホーム』は、映画『真夜中の五分前』『ストレイヤーズ・クロニクル』の原作者としても知られる本多孝好の短編小説『at home』の実写映画版。過去に傷を持つ他人同士が集まり、犯罪で生計を立てながら「家族」として暮らす5人を描いた作品となり、母が誘拐されたことをきっかけに、家族たちがささやなか幸せを守るために奪還劇を繰り広げるというあらすじだ。