展覧会『ル・コルビュジエ×日本 ――国立西洋美術館を建てた3人の弟子を中心に』が、7月21日から東京・湯島の国立近現代建築資料館で開催される。
フランク・ロイド・ライト、ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエと共に「近代建築の三大巨匠」と称される建築家のル・コルビュジエ。
同展では、日本の建築界においてル・コルビュジエがどのように受容され展開したかを、ル・コルビュジエに師事した前川國男、坂倉準三、吉阪隆正の3人の弟子たちの建築資料や翻訳書籍を中心に検証。また、ル・コルビュジエが設計を担当し、前川、坂倉、吉阪が設計に協力した東京・上野の国立西洋美術館の建築が持つ魅力と共同設計過程が紹介される。
なお、国立近現代建築資料館には2つの入場方法がある。展覧会のみ観覧の場合は事前申込の上、湯島地方合同庁舎正門から入場。平日のみ利用が可能で入館料は無料となる。旧岩崎邸庭園と同時観覧の場合は、事前申込不要で旧岩崎邸庭園から入場。庭園の入園料が必要となる。詳細はオフィシャルサイトをチェックしよう。