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スケッチャーズが靴のデザインを巡りマデンを提訴 元はナイキのウーブンでは?の声も

2015年07月10日 18:11  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

裁判所に提出されたとする写真 上)スケッチャーズ「GOwalk」 下)スティーブ・マデン「Setta sytle」
スケッチャーズUSAが、特許侵害の理由で「スティーブ・マデン(STEVE MADDEN)」のシューズに対し、販売差し止めと賠償金を要求していることがわかった。スケッチャーズは、これまでも同様の訴えを他メーカーに起こしている。

スケッチャーズが特許巡り提訴の画像を拡大

 スケッチャーズの主張によると、スティーブ・マデンの「Setta sytle」がスケッチャーズ社のウォーキングスニーカーライン「GOwalk」の特許を侵害しており、ブランドに多大の被害を及ぼしているという。問題のデザインは、シューズ本体にゴムバンドが編み込まれているもので、スケッチャーズは過去にも同様の訴えを「フィラ(FILA)」と「リーボック(Reebok)」に対しても起こしている。一方で、アメリカのライフスタイル誌「Complex」は「(スケッチャーズとスティーブ・マデン)どちらのデザインもナイキが2002年から発売している『HTMエアウーブン』に酷似していると思わざるをえない」という見解を記事の中で展開しており、スケッチャーズの主張に疑問を呈している。
 スケッチャーズは、今年5月に発表されたNPDグループの調査で米スポーツフットウェア市場において「アディダス(adidas)」を抜いて、「ナイキ(Nike)」に次ぐ2位のシェアに成長していることもあり動向に注目が集まっている。
関連情報:NIKE AIR WOVEN のモデル例