2016年1月30日から全国で公開される中村義洋監督の映画『残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―』の追加キャストが発表された。
同作は、『第26回山本周五郎賞』を受賞した小野不由美の小説『残穢』をもとにした作品。ミステリー小説家の「私」と、住んでいる部屋で奇妙な「音」がするという女子大生の久保さんが、音の正体を探るうちに数十年を経た真相に辿り着き、さらなる事件に巻き込まれていく、というあらすじだ。これまでに「私」役を竹内結子、久保さん役を橋本愛が演じることが発表されていた。
今回出演が明らかになったのは、「私」の同業者で興味本位から調査に同行する作家・平岡芳明を演じる佐々木蔵之介、心霊マニアの会社員で、謎を解く手がかりを求めて「私」と久保さんが相談をもちかける三澤徹夫役の坂口健太郎、「私」の夫で、ミステリーやホラーが専門の小説家だが心霊現象には否定的な直人を演じる滝藤賢一の3人。なお、原作では平岡は平山夢明、三澤は福澤徹三、直人は綾辻行人がモデルとされている。