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フラワーアーティスト東信の花器プロジェクト始動 第1弾は400万円の大壷

2015年07月09日 19:42  Fashionsnap.com

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「八君子」をイメージした大壷 Photo: Shunsuke Shiinoki
フラワーアーティスト 東信(あずま まこと)と丸若屋が、新プロジェクト「花器研究所」を立ち上げた。花器の制作・販売を通じて、新たな価値創造を目指す。第一弾では"幻の名窯"と謳われている有田の辻精磁社と手掛けた大壷を発表した。

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 第一弾のパートナーとなった辻精磁社は、日本の焼き物発祥の地・佐賀県有田で360年の歴史を持つ窯元。禁裏御用達として天皇や皇族のために器を生産していたことから、「幻の名窯」とも呼ばれている。
 作品は、春夏秋冬を代表するそれぞれ4種の植物が描かれている大壷「四君子」にフォーカス。"現代の四季"として新たに4種の植物の絵柄を加えて「八君子」を表現したという。価格は税込423万円で、通常は展示販売は行わず要相談で生産を受け付ける。