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国立競技場のスタンド座席が椅子に、カリモク家具と3組のデザイナーが製作

2015年07月09日 12:40  CINRA.NET

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白鳥浩子「ponyチェア」
カリモク家具と3組のデザイナーが国立競技場のシートを使用して制作した椅子が、7月4日から販売されている。

1958年に開場し、昨年5月末をもって約56年の歴史に幕を下ろした国立霞ヶ丘競技場。「SAYONARA 国立競技場プロジェクト」の一環として制作された3種の椅子は、解体作業が始まる前に保管されていた自由席のシートを使用したもの。3組のデザイナーがデザインを手掛け、カリモク家具が設計と製造を担当。製品には実際に国立競技場に設置されていたことを証明するプレートが付属する。

現在販売中の製品は、ドリルデザインによるスツール「TOKYOスツール」、白鳥浩子によるチェア「ponyチェア」、鈴木元による「KOKURITSUベンチ」。それぞれ個数限定での販売となる。