ノリが軽く、遊び好きな「チャラ男」。私の周りを見渡してみると、真面目に勉強一筋でやってきた学生よりも、サークルにコンパに…と遊びまくっていた「チャラ男」のほうが就活でうまくいく傾向にあったように思います。
もちろん、研究室での成績が就職につながる理系院生などは話が別ですが。なぜ「チャラ男は就活に強い」のか。その理由を考察してみました。(文:ユズモト)
誰とも分け隔てなく接するスキルは重要
まずチャラ男は愛想がよく、どんな人とも分け隔てなく接することができるタイプの人が多いです。女の子だけでなく男友達にも常に囲まれ、楽しそうにしているイメージはありませんか?
会話のキャッチボールも得意で、周りから「話しやすい」「一緒にいて心地よい」などと評価されています。このようなタイプは面接担当者に対しても「この学生と一緒に仕事がしたい」と思わせるのが得意なので、結果として内定を沢山獲得します。
またチャラ男は口がうまく、日常的に軽口や冗談をいいます。「ゼミの飲み会」と彼女に嘘をついて合コンに参加したり、場を盛り上げるために「俺、彼女いないよ!」と言ったり。女の子の喜びそうな言葉を発するのも得意です。
このような口八丁スキルは、就活でも発揮されます。第一志望でも何でもない会社の面接でも「御社が第一志望です!」と熱意があるように振る舞ったり、面接の日時が被った時にもうろたえる事なく、適当な理由を述べてスケジュール調整をしたりする。
「その日はゼミの単位に関わる発表がありまして」などと言いながら複数の会社の面接に参加し、全てに「第一志望」と言うことで、内定を沢山獲得するというわけです。
こうして考えると、チャラ男に就活で内定を多数取る人が多いのも納得できませんか?真面目にやってきた人よりチャラチャラと生きてきた人が評価されることには多少の矛盾は感じますが、時にはチャラ男の愛想の良さや口のうまさを見習ってみるのもいいかもしれませんね。
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