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アニエスベー初監督の映画「わたしの名前は...」10月日本公開へ

2015年07月08日 15:02  Fashionsnap.com

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©Love streams agnès b. Productions
デザイナーのアニエスべーが初めて監督を務めた映画「わたしの名前は...」が、10月から日本で公開される。フランス・ボルドー地方付近を舞台に、家を飛び出した少女とトラック運転手をめぐるロードムービー。バンドのソニック・ユースや映像作家ジョナス・メカス、哲学者アントニオ・ネグリといったアニエスベーの友人たちが参加し、2013年には第70回ベネチア国際映画祭で上映されている。

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 自身のブランドの展開に加えて、ハーモニー・コリン作品のプロデュース、デヴィッド・リンチ監督作品「マルホランド・ドライブ」やクエンティン・タランティーノ監督作品「パルプ・フィクション」など数々の映画で衣装デザインも手がけてきたアニエスベーは、アニエス・トゥルブレという本名で今回の作品を製作。10年以上前に新聞で読んだというある事件の記事をきっかけに、アニエスべーは監督以外に脚本も執筆した。父親から虐待を受ける12歳の少女がある日スコットランド人のトラック運転手と共に逃避行に出たことから、フランス語と英語、言葉が通じない2人が次第に心を通わせていく様子を描く。
 音楽は、フランスのエレクトロポップ・デュオ、エール(Air)のジャン=ブノワ・ダンケルが参加。アメリカのオルタナティブ・ロック界の最重要バンド、ソニック・ユースも未発表音源を提供している。■関連記事・アニエスベー初監督作品 ベネチア国際映画祭に出品(2013年8月21日)
■映画「わたしの名前は...」 2015年10月、渋谷アップリンクほか全国順次公開 公式サイト