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日本のグラフィックデザインを牽引した亀倉雄策、生誕100年を記念する回顧展

2015年07月08日 12:40  CINRA.NET

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EXPO'70ポスター 1967年
『生誕100年 亀倉雄策展』が、7月11日から新潟・新潟県立万代島美術館で開催される。

亀倉雄策は、1964年に開催された東京オリンピックのポスターやNTTのシンボルマークなどを手掛けた新潟出身のグラフィックデザイナー。様々な企業の仕事にデザイナーとして携わったほか、1978年に日本グラフィックデザイナー協会・JAGDAの設立に参画し、初代会長に就任した。

1997年に逝去した亀倉の生誕100周年を記念して開催される同展では、新潟・新潟県立近代美術館と新潟県立万代島美術館に所蔵されている亀倉の初期から晩年までの作品を中心に紹介。東京オリンピックや日本万国博覧会などのポスター作品をはじめ、装幀や広告デザイン、スケッチ類、写真資料、亀倉がコレクションしていた美術品などが展示される。なお、関連イベントとして講演会、美術鑑賞講座、学芸員による作品解説会が開催される。