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柳楽優弥&瀬戸康史主演の『合葬』予告編、カヒミの語りも

2015年07月08日 12:10  CINRA.NET

CINRA.NET

『合葬』 ©2015 杉浦日向子・MS.HS/「合葬」製作委員会
杉浦日向子原作の映画『合葬』から予告編が公開された。

予告編では、柳楽優弥が演じる彰義隊員の極が刀を手に「我が命は上様に捧げ奉ると決めている」と話す場面や、瀬戸康史が演じる柾之助、岡山天音が演じる悌二郎と極が偶然に再会するシーン、悌二郎が「俺はお前ら2人だけは死なすわけにはいかぬ」と叫ぶ様子など、幕末で儚く散る運命にある若者たちの様子が映し出されている。また、オダギリジョーが演じる彰義隊幹部の森篤之進、門脇麦が演じる悌二郎の妹で、許嫁だった極に婚約を破棄される砂世の姿や、カヒミ・カリィによるナレーションも確認できる。

9月26日から東京・新宿ピカデリーほか全国で公開される『合葬』は、杉浦日向子による同名漫画をもとにした作品。幕末の江戸で幕府の解体に反対して最後まで戦った彰義隊をモチーフに、将軍に忠誠心を持ち、自らの意志で入隊した極、養子先から追い出されて行く当てもなく入隊した柾之助、彰義隊の存在に異を唱えながらも2人を止めるために入隊した悌二郎の3人が、時代に翻弄されながら生きる様を青春群像劇として描く。メガホンをとるのは小林達夫。脚本を映画『天然コケッコー』や連続テレビ小説『カーネーション』などで知られる渡辺あや、音楽をASA-CHANG&巡礼が手掛けている。