ブランパン・スプリント・シリーズは4日、モスクワ・レースウェイで第4戦の決勝レースが行われ、ベントレー・チームHTPのヴィンセント・アブリル/マキシミリアン・バーク組84号車ベントレー・コンチネンタルGT3がシリーズ初勝利を挙げた。
18台がエントリーしたこのモスクワ戦。1時間の予選レースでは、ポールポジションからスタートしたライター・エンジニアリングの88号車ランボルギーニ・ガイヤルドLP560-4 R-EXがレースを支配する走りを見せて勝利。翌日のメインレースでのポールポジションを獲得した。2番手にはリナルディ・レーシングの333号車フェラーリ458イタリア、3番手に84号車ベントレーが入った。
翌日の1時間の決勝レースでは、3番手の84号車ベントレーが抜群のスタートを決めてトップを奪取。一方、予選レースで完勝を果たしたP88号車ランボルギーニは、1コーナーの混乱でスピンを喫し、そのままレースを終えてしまう。
首位に躍り出た84号車は徐々に後続を引き離してき、ピットストップまでに3秒以上のリードを確保。スタートドライバーを務めたアブリルからバークへと交代した後も首位をキープしてトップでチェッカー。ベントレーにシリーズ初勝利をもたらした。
2位には、スタートで7番手から2番手に順位を挙げ、333号車フェラーリとのバトルを繰り広げたBMWスポーツトロフィー・チームブラジルの77号車BMWが入り、3位に333号車がつけている。