コンセプチュアルアートの先駆者ソル・ルウィットの個展が青山で開催

アメリカの現代美術家でコンセプチュアルアートの先駆者ソル・ルウィット（Sol Lewitt）の個展が、「コスチューム ナショナル（CoSTUME NATIONAL）」青山旗艦店で開催される。期間は7月15日から10月12日まで。

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　1928年に米国コネチカット州に生まれたソル・ルウィットは、ニューヨークで学んだ後、MoMAの職員として商業美術の世界で活動。1960年代から創作活動を開始し、グリッドで構造化された油絵や彫刻作品から、徐々に3次元的で空間規定的な形態に発展。幾何学的な形状や線状のパターンを様々な配置に並べ、グリッドによるマトリックスの生成をテーマとする作品を、2007年に死去するまで約50年に渡って制作し続けた。
　「コスチューム ナショナル」青山旗艦店内のLABでは、これまでも杉本博司やホンマタカシなど、国内外の様々なアーティストの作品を公開してきた。今回の個展「Lines and color」は、アイデアに重きを置き、コンセプチュアルアート界を先導してきたソル・ルウィットの思想と作品に「コスチューム ナショナル」が強く共感したことから実現。ミニマルな空間に、ルウィットが生涯に渡り追求し続けたグリッドを用いて色と線によって構成される作品を展示する。
■Sol Lewitt "Lines and color"　会期：2015年7月15日 （水）～2015年10月12日 （月）　　　　11:00AM – 19:00PM　場所：CoSTUME NATIONAL LAB　　　　東京都港区南青山5-4-30 CoSTUME NATIONAL Aoyama Complex 1F　TEL : 03-5466-8755　公式サイト