メキシコ・ソノラ州のシウダ・オブレゴンにある「Medical Unit of High Speciality Mexican Social Security Institute」という病院で、とんだ医療過誤が起きたことを世界のメディアが大きく伝えている。患者は1歳のフェルナンド・ジョナサン・バルデス・アヤラ(Fernando Jonathan Valdez Ayala)くんという男の子。左の目に悪性腫瘍が生じ、化学療法が効果を現さないため眼球摘出手術が必要となった。だが執刀を担当したアルマンド・シスネロス・エスピノザ(Armando Cisneros Espinoza)医師はその左右を誤り、なんと病に侵されている左目を残して健康な右目を摘出してしまったのである。