「アディダス」がアメリカの環境保護団体「パーリー」と共同開発した新作スニーカーが、話題を呼んでいる。
鮮やかな曲線デザインが美しいこのスニーカーは、環境汚染の原因の1つとして知られる、海に廃棄された“魚網”や“プラスティック材”を使って作られた。
かつて魚を捕るための網として使用されていたこのネットは、「パーリー」のパートナーでもある、非営利環境団体「シーシェパード」によって回収されたもの。
密漁船を追跡しながら、最遠で西アフリカ沖まで航海を続け、110日間かけてこの多大な量の魚網を集めていったという。
そんな苦労の末、出来上がったスニーカーがこちら。
年輪のようにも見える滑らかなラインは、魚網の色をほぼそのまま生かしている。
そのこだわりのデザインからは、環境汚染への強いメッセージが感じられるのでは?
人間が身勝手に廃棄したゴミは、海に生息する動物や植物を傷つける原因になると言われている。
「アディダス」は今後も、こうした環境保護活動を続けていくそうで、現在このスニーカーも商品化に向けて動き出しているとのこと。
来年早々には何かしらの発表がある可能性大なので、期待して待とう!
Adidas
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