F1ストラテジーグループ会合において、F1新エンジンマニュファクチャラーに関してはデビューイヤーにはパワーユニットを1基余計に使用することを許可することで合意がなされた。この変更は今年のホンダに適用される。
今週水曜に開催されたF1ストラテジーグループ会合においていくつかのレギュレーション変更が承認された。それによりF1に新たに参戦したエンジンマニュファクチャラーは初年度にはドライバーごとにパワーユニットを1基余計に使用することが認められるとFIAが発表した。FIAは、「公正を期すため」今年ホンダにこの規則を適用すると述べている。
今年の規則ではパワーユニットの6つのエレメントをそれぞれシーズンの中で4つまでしか使用できず、5つめ以上になるとペナルティを受けなければならない。しかし今回の規則変更により、マクラーレンのふたりはペナルティを受けることなくパワーユニットをあとひとつ追加で使うことができることになった。
前戦オーストリアGPではフェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンがパワーユニットのエレメント交換によりそれぞれ25グリッド降格のペナルティを科されている。
今後、パワーユニットに関するペナルティ全体が見直される予定であり、アップデートをコントロールする“トークンシステム”に関しても再検討なされるということだ。