イタリアのインダストリアルデザイン界の巨匠ジョルジェット・ジウジアーロ(Giorgetto Giugiaro)が手がけたセイコー(SEIKO)の時計から、「ホワイトマウンテニアリング(White Mountaineering)」モデルが発表された。7月10日に700本限定で販売が予定されている。
セイコー×ジウジアーロの限定モデルの画像を拡大 ジョルジェット・ジウジアーロはカーデザイナーとして活躍し、イタリアをはじめとする世界中の自動車メーカーカーにデザインを提供してきた。1981年にジウジアーロ・デザインを設立後は車だけではなく幅広い分野の機能的なデザインを手掛けており、セイコーでは1980年代からコラボレーションモデルを制作している。中でもジウジアーロのデザインによるクロノグラフは、1983年に発売された人気モデル。文字盤を中心からずらして配置したデザインが特徴で、30周年を記念して2014年に復刻モデルが販売された。
「ホワイトマウンテニアリング」のデザイナー相澤陽介にとってジウジアーロは、影響を受けたデザイナーの一人で、デザインの強さと視点を学んだという。今回のホワイトマウンテニアリングモデルは、SEIKO×GIUGIARO DESIGNのクロノグラフを、ブランドを象徴するネイビーとブラックで配色。専用ボックスに入り、32,000円(税別)で販売される。