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アートユニットのネルホルが3年ぶり個展 タマネギが被写体に

2015年07月02日 13:02  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

新作より Image by: (C) Nerhol
アートディレクター田中義久と飯田竜太によるユニット ネルホル(Nerhol)が、展覧会「Slicing the Onion」を恵比寿のブックショップPOSTで開催する。2012年4月の開催以来3年ぶりの個展となり、タマネギを被写体にした新作36点を発表する。会期は7月3日から26日まで。

ネルホルが3年ぶり個展の画像を拡大

 「食物」をテーマにした新作では多層構造のタマネギを被写体に、大量生産・大量消費し続ける経済や資本主義の構造を表現。塊(マス)をスライスして現れた皮層を定点観測した約80枚の写真を時系列で重ね合わせ、5~7パターンの切り方でカットした作品を展示する。
 2007年に活動をスタートしたネルホルは、国内だけではなく海外の美術館やギャラリーの展覧会にも参加。現代の経済活動が持つ問題を独自の表現で提起する作品が特徴で、国内外で評価が高まっている。
■Nerhol [Slicing the Onion]会期:2015年7月3日(金)- 7月26日(日)時間:12:00 - 20:00 /月休 (※祝日の場合は通常営業)会場:POST(東京都渋谷区恵比寿南 2-10-3 1F)