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アップルミュージックが無料配信開始 魅力は3千万曲のプレイリスト

2015年07月01日 21:22  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

アップル ミュージックのプレイリスト画面
アップルが、ストリーミングサービスを提供する定額アプリケーション「アップル ミュージック(Apple Music)」の配信をスタートした。3000万曲以上から制作されるプレイリストが最大の特徴で、アルゴリズムを使わずに人間の手で膨大な数のプレイリストをキュレーション。月額利用料金は税込980円(ファミリープランは税込1,480円)だが本日から3ヶ月間は無料で提供されることから、多くのAppleファンが利用を開始しているようだ。

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 「アップル ミュージック」は大きく分けて、ストリーミングによる革新的な「ミュージックサービス」と、毎日24時間生放送される「オンラインラジオ」、アーティストとファンとを繋ぐ「コネクト」の3つの機能で構成されている。中でも「ミュージックサービス」を支えるプレイリストは、各ジャンルの音楽に精通した各国のエディターが制作。これに加えて、ローリングストーン(Rolling Stone)誌やNME誌、VICEといった世界各地のメディアがセレクターを務めるキュレーターセレクションを提供することで、初心者からディープなファンまでが楽しめるアプリケーションを実現している。
 「音楽をきっかけに、アップルは世界最大の企業へと躍進した」と分析するITジャーナリストの林信行氏は、他の音楽配信アプリとは異なる魅力について「とにかく操作が簡単で、何より多くの人が愛用しているiPhoneの音楽機能と調和している。また、多くの世界的なミュージシャンの日常生活が垣間みれるコネクト機能があるのも楽しい」とコメント。「アップルミュージック」のローンチにより、「膨大なミュージシャンの音楽ライブラリーがシェアし放題ということから、新しい音楽や好みの音楽との出会いが圧倒的に増えるだろう」と予測している。