6月27日(土)~28日(日)に行われたロンドンePrixで幕を閉じたフォーミュラEの第1シーズン。このロンドンePrixに急きょ参戦した山本左近と、アムリン・アグリのチーム代表マーク・プレストンが、レースを振り返っている。
2014~2015年フォーミュラE第4戦ブエノスアイレスePrixで初優勝を飾り、ポイントランキングで7位を獲得したアムリン・アグリ。プレストンは、「フォーミュラEの初シーズンは素晴らしいものだった」とフォーミュラE初年度を振り返った。
「世界中の美しく象徴的な都市で、見応えのあるレースをすることができた。チームとしても、この1年で大きく前進することができたよ。マシンについても理解が深まっている。今からシーズン2が楽しみで仕方がないよ」
DTM第3ラウンドの日程が重なっていたことから、アントニオ・フェニックス・ダ・コスタに代わり、ロンドンePrixへ出場した山本左近。フォーミュラE初参戦ながら、ファンブーストを獲得する人気をみせた左近だが、決勝レースではトラブルやクラッシュにより結果を残すことはできなかった。
そんな左近は、「残念ながら、想像していたようなパフォーマンスを発揮することはできませんでしたが、フォーミュラEマシンについて学ぶことができましたし、シリーズの素晴らしさを体感することができました」と語った。
「このチャンスを与えてくれ、全力でサポートしてくれたチームに感謝しています。また、ファンブースト投票で僕を選んでくれたファンにも感謝したいです」
「チームの一員となることができて嬉しいですし、ロンドンでのフォーミュラE開催の一役を担うことができて光栄でした」